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  • 台湾運転免許取得顛末記(汽車駕駛)(2006年1月追加バージョン)
筆試(筆記試験)2回。 路考(実地試験)3回。 私が台湾で『普通小型車駕駛執照』を取得するのに受講したテストの回数です。
運転には自信がありました。日本では運転代行業社(タクシーではないですョ。酔っぱらいさんの車を本人の代わりに運転して自宅へお届けする仕事)で働いた経験を持ち、左ハンドルのドイツ車(中古車で車体価格なんと32万円!)を乗り回していたわたしにとって、試験での車庫入れ、縦列駐車などに恐れはありませんでした。しかし、約10ヶ月も取得にかかりました。かかった費用、合計1,800台湾ドルあまり。(一発合格ならば、1,000台湾ドルくらい。)ながい道のりでした。
敗因は、甘く見たこと、でしょうか。
皆さんが同じ轍を踏まないよう、わたしの経験をご案内したいと思います。
目指せ1発合格!
■取得までの流れ(日本の運転免許証がある場合/台北市監理處北區分處:台北市士林區承徳路五段八十號)
1) 汽(機)車駕駛異動登記書へ必要事項を記入
2) 身体検査(體検合格、體測合格)の実施
3) 筆試、路考の登録および費用の支払い
4) 筆記試験、運転試験の受講
5) 駕駛執照の発行と発行費用の支払い
■失敗例 その1 筆記試験(筆試)での過ち
パソコンで、日本語で受けられます。試験時間残り10分以上を残して、回答を終えました。自信満々でネ。合計7問を間違い、78点。1回目の筆記試験であえなく敗退。なお、合格点は85点以上でした。ほとんどの受講生(二十歳前後の台湾人ばかりですョ)が合格して、路考の登録(順番取り)をしていくなかで私はその場を去りました。お恥ずかしい限りでした。流石にへこみました。間違った内容は以下の通りです。
日本では臨時駐車時間として許容される時間は5分間だったかと(勝手に)記憶しています。台湾では、『3分間』です。このアイテムに関する問題で2問共に『5分間』を選択したのです。更に、運転免許書をなくした際の処理手続きに関する問題でも2問共に、『再試験しなくても申し込み用紙で申請することで取得できる』ことを理解していなくって、撃沈。
以上のことをふまえた上で、常識の範囲で回答すれば、予習なんかしなくても一発合格は間違いありません。今でもそう信じています。
■成功例 筆記試験(筆試)
1度目の筆記試験後、8日後に改めて試験場へ。不合格だった場合、次の受験まで7日間おかなければ受講できません。これは筆記試験、運転試験共に言えることです。試験場に入った後は受講料を支払うカウンター(そのすぐ右後方が筆記試験場ですョ)まで、特に処理も必要ありませんので一気に向かいましょう。居留証、日本の運転免許証、前回登録した(身体測定結果や不合格印の押されたもの)登記書を持参し、225(もしくは、298)ニュー台湾ドルを支払って再チャレンジ!2度目の筆記試験を合格し、運転試 験へとようやく進むことができて路考待合室へ降りていきました。
■失敗例 その2 運転試験(路考)での過ち part1
いよいよ、実際の運転試験です。路考待合室へ行くと、運転試験登録係と思われる男性ひとりが正面のパソコン席に座っています。通路を挟み左右に8席づつくらいのプラスチック椅子(全部つながっているやつ)が並び、待機している受講者がひとりふたりは居るでしょう。
係のおじさんの気分が良ければ(多分女性受講生がいたら)、運転試験内容説明をひと通り聞けます。私は3回受講したので言えるのですが、男性への積極的な説明はなかったように思えます。係員も人の子ですネ。
おじさんの説明が無くても(あってもベラベラの北京語なのでわかりませんが)パソコン席に向かって右側の壁に受講内容が貼り出されています。絵や写真入りなので、中国語説明がわからなくても目に焼き付けておきましょう!特に、試験中盤のまっすぐに運転する試験と、試験終盤の坂道発進の絵は理解しておきましょう。
日本人だからかも知れませんが、私の3回受講平均の待ち時間は30分くらいです。他の受講生は、例えわたしの後から待合室へやってきた方でさえ私を追い越して、比較的短時間で試験しているように思えます。なぜ?
待合室から運転試験への流れを簡単に説明します。
つ運転試験官が待合室へ、前の受講生の結果を持って入ってきます。(運転試験登録係のおじさんは試験官ではありませんョ。)この時、その受講生の資料(登記書)を持っていれば『前の受講生は合格した』ことを意味します。(なぜなら、不合格者は登記書を持って立ち退きを要請されるからです)合格したことをパソコンへ登録し、次の受講生の資料を確認して受講生を引き連れ自分の試験車へと戻っていくのです。指定の場所まで試験官が運転して連れて行ってくれます。張り切って運転席をぶんどらないように! 大人しく助手席に座り、シートベルトを忘れずに!
運転試験開始位置まで来ると、試験官が車から降り、運転交代(試験開始)を促します。試験内容は次の通りです。
1) 車庫入れ
2) 縦列駐車
3) S字(前進+後退)
4) 安定運転(定められた線の間をはみ出さずに30m前進)
5) 信号機停止
6) 踏切停止
7) 坂道(停止+発進)
8) 信号機停止
ご覧の通り、最初の3項目で受講者を篩にかける戦法のようです。憎い!
私の1回目の運転試験は、車庫入れ『センサー発動』→S字バック『後退不能』→坂道発進『停止位置知らず』で、不合格でした。(なお、この試験も含めて受講のため台湾で練習に通ったり、日本で練習したりしていません。いかに試験をなめきっていたかお分かりいただけるかと思います。)
車庫入れでは、1年ぶりに運転するのと緊張から、路面に埋めてあるセンサーを踏んでしまい『16点マイナス』されました。いきなりでした。車庫駐車用のセンサーは意外と狭いですョ。きれいに車体を納めてもタイヤとセンサーの間は15センチくらいでしょうか。縦列駐車では、すこし感が戻ってきてスムーズに入れられましたが、問題はS字でした。S字(前進)は日本でも受験したこともあって気楽なものでしたが、S字(後退)では最初のカーブすら曲がりきれずに左前輪が縁石に(どうハンドルを切っても)触れそ うになってしまい、降参しました。ここで、皆さんへお伝えしたいのは『決してタイヤは縁石に触れていない』ということ。縁石に触れたらどうなるのかは分かりません(※試験官にもよるということ)が、触れる前に試験官に『降参の表情』を振りまくと1回だけやり直しのチャンスが与えられます。私は1回目の失敗でコツを掴めたので、辛うじてS字(後退)もクリアできました。
コツは、S字(前進)の時から気を配る方がより安全と思いますが、S字(前進)が終了して一旦停止する位置(つまり、後退を開始する位置)は、気持ちセンターよりも右よりがいいですョ!理屈は簡単で、バックの時、車体前輪の回転半径は大きく、後輪の回転半径は小さいから。一旦停止位置が、左よりになると私と同じ過ち(左前輪が左側の縁石に当たってしまう!)を犯すことになります。一旦停止の際の車体は、欲張らずに、まっすぐにしておきましょう。私は欲張って(後退のことを考慮して)車体を斜めに一旦停 止したこともありますが、頭のなかでのハンドル操作計算が混乱し、失敗しましたョ。前輪と後輪の回転半径が異なることを意識して、2つの『イン』を積極的に攻めていきましょう!
教習コース 台北の道
なんだか訳がわからない間にS字を終え、次の種目、安定運転(平行棒の上を落ちないように30m走行するイメージです)試験へ進みました。遠くを見るようにして落ち着いてハンドルを握っていれば大丈夫!難なくクリアです。横断歩道、そして踏切で一旦停止し、順調に種目をクリアして坂道までやって来ました。もうゴールは見えています!
日本でも坂道の多い府県で運転してきただけに、なんら恐れることなく坂道試験ポイントへ近づいて行ったのですが、坂の途中にへんてこな白線が3本見えました。なんだろう???訝しがりながら、ソロソロと車を進めて行き、適当に止めたのです、白線を特に意識しないで……日本の試験では、坂道のどこで一旦止めようが、ずり落ちないで再発進すればOKですョネ……?止まったとたん、不合格を宣告されました。2回目に運転試験に行って、待合室の説明絵を確認して初めて理解しましたョ自分が落とされた理由を。上 と下の白線の間に前輪を止めないといけないんですョ。多分、再発進の時はここから前輪が下へ落ちてはいけないんでしょうサ。
負け犬の遠吠えと人は言うでしょう。
わたしは運転に自信がある。ええ、いまでもそう信じています。
不合格を告げられると、登記書を持って帰らされます。不合格の宣告を受けたアイテムにもよりますが、最初の1)〜3)で失格になると、150m位てくてく歩いて退場です。(試験官の気分によっては試験車に乗せてもらえますけどネ。)待合室からはみんなが見てます。今日、自分はここへ何しに来たんだろう???かなり虚しい気分になれます。
■失敗例 その3 実地試験(路考)での過ち Part2
落第した精神的ショックと仕事が繁忙を極めた時期が重なり、2度目の試験は1度目の運転試験ショックから3ヶ月後に受講しました。
前回は『ゴールを目前にして、坂道発進の停止ルールを知らなかったことで落第したのであって、自分のテクニックに問題はなかった』と、前向きに(都合の良い)解釈をし、練習もせず、運転の感も取り戻さずに2度目の試験を受講しに行きました。
私の2回目の運転試験は、S字バック終了後の出口『縁石&タイヤ接触事故』で、一発退場となりました。
実は今回、恐ろしいほどに車庫入れ、縦列駐車、S字(前進&後退)がスムーズに攻略できてたんです。楽勝ムードでS字ゾーンから出ようとした次の瞬間・・・右前輪が右側出口の縁石に“キュッ”って接触しました。ハンドルの切り廻しが早かったようです。ただ、ここまで1度のミスも犯していないことや、1回の失敗は減点もしくは“見逃し”で許されるものだと甘く見ていました。
この試験官殿は、一発不合格を宣告しやがりました。
意味不明の北京語(聞き取れないだけですが)でのたまわった上、なにやら、自分が運転交代して待合室(スタート地点)へ戻ると手でそっちの方向を指しました。流石に温厚なわたしも“為什マ?”と食い下がりました。なんとか聞き取れた北京語を繋げると、『待合室(試験官待機室も隣に在る)から見える位置での失敗だけに、試験官としても見逃す訳にはいかぬ』とか。
お堅いゾ、おヌシ。武士よりもオカタイ。
厳しすぎる〜このくらい見逃して〜ン。
こんな中国語がしゃべれたなら……中国語の勉強不足と自身の詰めの甘さを呪った1日でした。いまだ明確に運転試験ルールを理解していないのですが、縁石にタイヤが“キュッ”と触れるのはそんなに悪いのだろうか??やる気を失ってこの後約7ヶ月免許のことは放っておきました。
■成功例(と、ある失敗例) 運転試験(路考)合格!
3度目の正直。
S字(後退)でまたもやハンドルを切っても回れない状態(今回も左前輪が左側縁石に邪魔され回れそうもない状況)に陥りましたが、1回立て直しさせてもらって(勿論、タイヤが縁石に触れる前に試験官に泣きを入れています!!)辛うじてクリア。その後の試験はポンポンとクリア。坂道発進でも上下の線の間にタイヤを収め一旦停止し、再発進できました。最後の信号機(最初は青色ですが、近づくと黄色にかわりますョ)でもちゃんと一旦停止して(赤でなくても止まりましょう!)、晴れて運転試験合格〜!
約10ヶ月、長い闘いでした……。
私の登記書を持って、試験官が路考待合室へ入っていきました。合格したことをパソコンに入力しているのでしょう。私は、試験官の指示に従い、路考待合室の左斜め前方のほったて小屋……もとい、駕駛執照発給所で、駕駛執照ができあがるのを待ちました。
台湾の暑〜い日差しを覆うひさしの下で、プラスチックの椅子に腰掛け待機するのですが、達成感でいっぱいでした。しばらくすると、パソコン入力を終えた試験官が私の登記書を持ってこの発給所までやって来て、係の女性へ手渡しました。
係の女性が駕駛執照を作り上げるのは、ほんの数分です。日本のものと比べると簡単(率直な感想を言えば、雑)なつくりですが、わたしの駕駛執照ができあがりました。200台湾ドル。安いものですョネ。
ここで、ある女性の失敗例を書いておきましょう。参考となるかもしれません。
この女性は3回目の運転試験でわたしと一緒に試験カーに乗り込み、先に試験をされた方でした。一般的に、ふたりずつ試験カーに乗り込んで行き受験するようですが、車庫入れ試験前にひとりは降りてその場で待機し、最初の受験者がすべての試験を終了し、試験官がひとりで運転して戻って来るまで立ち尽くしているシステムの様です。なお、私は1回目と2回目をひとりで運転試験させていただいたので、恵まれた試験条件だったナ〜と感謝しています。台湾の方々は必ずと言っていいほど、ふたりずつ連行されていました ケド。
さてこの女性、車庫入れで『センサー発動』させ、安定運転で『センサー発動』させて不合格になってました。S字はよく見えなかったので、1回失敗しているかもしれませんが、とにかく、センサーを2回発動させると落ちるのでしょう。マイナス16点×2回、つまり、マイナス32点です。 安定運転の場所から待合室までは150m以上はあるでしょうが、やっぱりこの炎天下の中、歩いて帰らされてました。みなさんは自分で車を最後まで運転し、スタート地点まで帰りましょうネ!
不明な点があれば、勇気をもって試験官に尋ねてみては如何でしょうか。わたしは、止まったら良いのか、その必要がないのか、運転しながら『要不要停?』って聞きまくっていました。きっと教えてくれますョ。
追記
2005年に免許を取られたjbtさんから以下の投稿を頂きました。
教官のいってる『快来』は無視したほうがいいです。というのも、自分で考えてもこの角度でバックは無理だなーと思いつつも「好了〜快来」の言葉を信じて後退し、あえなくセンサーを踏み、その場でゲームオーバー。縁日の金魚すくいみたいなのりでした。
2006年に免許を取られたぼおるさんから以下の投稿を頂きました。
技能試験の待合室には、試験管の手元に「英語の説明用資料」が用意されています。
shaoさんの失敗例を読み、「待っている間に、できるだけ試験官に親しくしておいたほうが良い」と判断した私は、親しげに下手な北京語で試験官らしき人(実は事務の人だったが)に話しかけていると、英語の資料があることを教えてもらえました。北京語ができない人は、英語で話しかけるとその資料を見せてもらえると思います。
センサ発動で16点減点、縁石に触れると32点減点、100点満点の70点で合格、とか、停める位置など詳しく書いてありましたよ。
切返しは絶対だめですので慎重に。今までどおりセンサ発動2回で不合格、縁石乗り上げ1回で不合格ですが、なんと、最難関のS字バックは「センサ発動」だけなら減点がなくなりました。(縁石は即退場)
また、坂道のところですが、白線は2本です。その間に前輪が来るように停めてください。一番上にコンクリート剥き出しの部分があり、3本線のように見えますがこれは白線ではありませんので誤解しないよう注意してください。
感謝して掲載させて頂きます(^^)/
これから台湾で免許をとろうというあなたは是非一発合格目指してがんばって下さい。運転免許取得の手続きだけをまとめてしっ得台湾生活コーナーの「台湾運転免許証の取り方」にもUPしてますので、それも参考にして下さいネ。

 

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