- 女3人・お茶とエステの台北食い倒れの旅(2泊3日)
- 2006年5月某日、日本から来た友人2人をshao妻がガイドしたときの記録です。気心の知れた30代の女3人ということで、2泊3日という短い時間の割には充実できたかなと思っています。
- これから台北観光に行くという方にはモデルコース?とは言えないまでも、参考にしていただければ幸いです(^^)/。
- 事前の準備
- この友人達は来台2回目なので、市内有名観光地は前回でほぼ網羅しています。よって今回はメールで要望を聞くこと数回。ポイントは
- ・お茶を買いたい
- ・(前回買い忘れた)茶海を買いたい
- ・癒し系エステをしたい
- ・イタギモ系足裏マッサージをしたい
- ・台湾シャンプーもしたい
- ・九イ分に行きたい
- ・フルーツ食べたい
- ・総統府に行きたい
- でした。飛行機のチケッティング、ホテルの手配などは自分達でしてくれたので大助かり♪私はコースを考えるのと要りそうな施設の予約をしただけでした。
- 1日目
- PM2:00 老爺大酒店ロビーで待ち合わせ
- 友人達は成田と福岡から別々のフライトで、空港で2人で待ち合わせてからリムジンバスに乗って自力でホテルまでやってきました。こちらが心配して「空港まで迎えに行くよ」といっても「大丈夫だよ」と。さーすが。
- ↓ 徒歩10分
- PM2:10 新純香
- まずお茶屋さんの新純香へ。土曜日ということもあり、店内は日本のお客さんでいっぱいでした。試飲の席もいっぱいだったのですが、おかみさんが日本語で「試飲しますか?すぐ空きますよ」と声をかけてくれたので、店内を見ながら待たせてもらうことに。
- 10分くらいで席が空いて着席。3人で1種類づつ茶葉を選んで飲ませてもらいました。茶葉の種類と、値段と、焙煎か生かを選ぶものもあります。迷ったらお店の人にお勧めを聞くといいと思います。この日は他のテーブルで試飲していたお茶もおすそわけで飲ませてもらい、4種類も飲ませてもらいました(^o^)。
- それぞれ高山茶、ジャスミン茶、ティーバックの烏龍茶(ここのティーバックは美味しい)、舞茸チップやパイナップルケーキと蓮の実ケーキの詰め合わせなどを買いました。友人が台北ナビのクーポンを印刷してきてくれていたので10%引き。さーすが!(どっちがガイドなんだか……)
- ↓ 徒歩5分
- PM2:50 李製餅家
- にて、お土産のパイナップルケーキの調達。
- ↓ 徒歩5分
- PM3:00 老爺大酒店
- 早速の買い物で荷物がいっぱいになったので一時帰ホテル。荷物を置いてしばし休憩。老爺大酒店は日本が通じて対応もいいが部屋が狭い、と聞いていましたが、さほど感じずかわいいホテルだと思いました。
- ↓ タクシー10分(暴走タクシーで信号無視した。welcome TAIWAN)
- PM3:40 永康街
- 人気のお店が集まる永康街へ。まずは冰館でマンゴーかき氷を3人で1杯。
- 次に圓融坊で雑貨をみました。友達はお母さんへのお土産にバッグを購入。
- それから斜め前にあるチャイナブラウスで有名な李尭棉衣店をちらっと覗き(ここはかわいいと思うのですがなんでか買ったことがありません)、そのまた斜め前にあるプーアール茶の沁園へ。
- 友人は探していた茶海ではなく、茶こしや茶さじの類を購入。ここの茶道具は面白いので好きな方は一見の価値有りです。もちろんプーアール茶以外のお茶でも使えます。
- 店主に「時間があれば」と勧めて頂いたのでプーアールの試飲もしました。さっきの新純香で十分茶腹だったので私は3杯目から飲むのを止めたのですが、友人達は注がれると飲む、飲むと注がれるの繰り返しでかなり茶々腹になったようです(^_^;)。
- いろいろお話を伺ってプーアール茶は体脂肪率が下がるということだったので、友人が家族のために購入。
- さて茶々腹ではありましたが、他にすることもないのでまた食べに走ります。永康街メインストリートに戻り、冰館の向かいにある福州世祖胡椒餅で胡椒餅を買い、永康園というお店でカットフルーツを買い。
- 永康公園のベンチで広げて食べながら休憩。ちょっと蚊に刺されました(^_^;)。それから、エステの予約時間までしばらく時間があったので、金山南路をふらふら散歩しながら南下して和平東路まで行きました。
- ↓ タクシー10分(女性ドライバーで安全運転)
- PM6:30 雲天芳泉
- 私が事前に19:00からの予約を取っておきました。なぜこんな夕食時かというと、3人いっぺんに始められる時間がここしか空いていなかったからです(T_T)。予約はお早めに。
- コースは3人とも初心者用ボディマインド・トリートメント。120分という時間設定ですが、カウンセリングやシャワーの時間も含めてなので実際の施術時間は1時間くらい?友人は後に「もっと長くても良かった」と言っていました。
- 同じコースでしたが、ひとりには「割れ物に触るような」ソフトマッサージ、ひとりには「ほどほど強い」マッサージで、2人とも満足してもらえたようです。基本的に「割れ物に触る」系なので、強めが好みの方は市井のマッサージ屋さんの方がかえっていいかもしれません。
- なんと言っても施設が豪華で、夜は夜景も綺麗でした。多少お金はかかりますが、日本よりはずっと安いです。雰囲気重視の方にはおすすめです。
- ↓ タクシー15分
- PM9:20 好記担仔麺
- 夕食です!地元の人でにぎわう好記担仔麺へ。エステの後なので本当はあまり食べない方がいいんでしょうが……名物のタンツーメンや好記豆腐はもちろん、カニおこわまで食べてしまいました。
- ↓ タクシー10分
- PM10:50 老爺大酒店着
- お疲れ様でした。おやすみなさい(^^)/
- 2日目
- AM8:50 老爺大酒店ロビー集合
- 老爺大酒店はshao家から徒歩7,8分のところにあるので、徒歩で迎えに行きました。どうせ時間通りには来ないだろうと思っていたらすでに2人ともロビーで待っていました。優秀な友人達!にダメガイドの私……。
- ↓ 徒歩5分
- AM9:00 世界豆漿大王
- 温かい豆漿と冷たい豆漿、蛋餅、飯(米團)などを分け分けしながら朝食。
- ↓ 徒歩2分
- AM9:30 shao家
- 今日は九イ分観光です。日曜日ということもあり、電車で行く気力体力がなかったshao妻は事前にshao夫がいつもお世話になっているタクシーの運転手・李さんに送迎をお願いしてありました。ピックアップの10:00までshao家で待機。
- ↓ タクシー1時間(車内ではずっと日本語の古いカラオケがかかっていた。字幕をずっとみていた友人Aが車に酔う)
- AM11:00 九イ分・舊道バス停
- 李さんに14:30に九イ分バス停に迎えに来てくれるようお願いして下車。まず舊道バス停近くの展望台に登ってみますが曇りのためなにも見えませんでした。
- 基山街をぶらぶら散策。途中にあった小城故事というお店の雑貨が可愛かったので、みんなでお土産を買いました。私はかんざしを。
- お店をでてすぐのところで「黄金博物館」というチラシを配っていて、時間もあるので見てみることに。怪しげな入り口……50元の入館料を払って中へ。中には売り物の石がいろいろ置いてあり、いろいろと説明してくれました。台中から観光に来ていた台湾人の学生さんに頼まれて一緒に写真を撮ったり(台湾南部では日本人だと分かると一緒に写真を撮って欲しいと言われることがままあります)。
- 後で自分が有名な「金礦博物館」と勘違いしていたということが判明しました。特になにも買いませんでしたが、ダメガイドの私ぱくりにひっかかったのかな?
- また基山街をぶらぶら歩き、米果の家で芋モチを買って食べ歩き。堅崎路をまず登って阿柑姨芋圓へ。有名なかき氷と湯を両方頼んで、お店の中につかつか入って展望席へ行きました。芋圓を作っているところを通り抜けて行くと、間口からは想像できないほど広い席スペースがあります。運良く窓際が空いていたのでそこで食べました。
- 今度は堅崎路を下って阿妹茶藝館へ。店主らしい方が日本語で説明しながらお茶を入れてくれました。前来たときはそんなことはなかったのでラッキー。
- 小腹がすいたということで食事もしました。素食の麺が美味しかったです。
- JAAの機内でもらえるガイドブックについていたクーポン券で、お菓子ももらいました。紫芋を揚げたお菓子で、私はこれが大好き(^o^)なのでとても嬉しい。
- お店を出て写真など撮りつつぶらぶら堅崎路を下り、九イ分バス停へ。さすが李さん、約束の時間5分前に迎えに来てくれました。
- ↓ タクシー1時間(車内ではまたずっと日本語の古いカラオケがかかっていた)
- PM3:30 名留美髪美容
- 李さんと別れ、農安街の台湾シャンプーの店へ。名留美髪美容は日本人慣れしているし、入り口で見るより中が広く美容師さんも沢山いるのであまり待ったことがありません。この日も3人並んでシャンプーしてもらえました。
- 大きな鏡の前で3人並んで台湾シャンプー。ついてくれた美容師さんはみんな若い女の子で……日本人マダムの豪遊のような絵柄にちょっと凹みました(-_-;)。気は若いつもりでも本物の若い子にとなりに立たれるとつらいのー。
- ↓ 徒歩で晴光市場→スーパーwelcome→老爺大酒店へ
- 市場の様子や、林森北路の有名な豪門エステの対面にあるスーパーなどを散策しながらホテルへ。友人Aはスーパーで愛文マンゴーと蓮霧を購入。ライチはまだちょっと早くてごめんという感じでした。
- 実はこの日はすごく寒くて、2人に先にホテルに行ってもらい、shao妻は長袖を取りに一旦家に帰りました。友人達にも「日本の方が暑い」と言われ……1週間前までは本当に暑かったんだよ(;_;)。台湾は気候の変化が激しいのです。
- ↓ 老爺大酒店からタクシー10分
- PM5:00 茗泉堂茶荘/徳也茶喫
- 茶海を探しに、まずは喜来登(シェラトン)ホテルの地下にある茗泉堂茶荘へ。ここは高級な茶器が多いのでまずここを見てから近くにある徳也茶喫へ。友達も私が買ったのと同じ茶海が気に入って購入。
- ↓ シェラトンホテルからタクシー10分
- PM6:30 陶然亭
- ここは事前に私が予約しました。台湾の人が家族でよく利用する有名な北京レストランで、北京ダックを食べてみたかったからです。3人でしたが1羽3吃で予約。どの料理も3人では食べきれないぐらいの量がありました。とくに湯を2種類頼んだらえらいことに(^_^;)。余った分はテイクアウトで私がもらいました。
- お味自体は正直まあまあという感じでしたが、席はあっという間に満席になっていました。写真の料理で1,353元という安さも理由かも。
- ↓ 南京復興路口バス停から南京林森路口バス停まで、バス10分
- PM8:00 龍豪養生館
- 南京林森路口バス停から徒歩2-3分、1日目に行った新純香のすぐ近くにあり、夜中までやっている台湾式足裏マッサージ店です。予約なしで行きましたが、3人ともすぐにやってもらえました。
- 施術はともかく、私が一番驚いたのはマッサージ師が3人ともそれなりにかっこいい男性だったこと。普段足裏と言えばおっちゃんにばかりやってもらっているので(笑)。子供連れのお客さんなどもいて店内は賑やかでしたが、女性のお客さんしかいなかったのは気のせい?新癒し系??
- ↓ 徒歩10分
- PM8:50 台北牛乳大王
- まだちょっと早かったので、新光三越南京西路店の隣にある台北牛乳大王へ。パパイヤミルクとマンゴーヨーグルトドリンクを飲みました。
- ↓ 徒歩10分
- PM9:40 老爺大酒店着
- お疲れ様でした。友人達はこの後部屋のスプーンを器用に使い、スーパーで買ったマンゴーと蓮霧を食べたそうです。shao家ではテイクアウトの北京ダックをshao夫が処理。
- 3日目
- AM7:45 老爺大酒店ロビー集合
- この日は9時からの総統府見学に行くため、朝早く集合しました。
- ↓ 徒歩10分
- AM8:00 青葉
- 朝がゆというリクエストだったのでここへ。しかしまだ開店してない!電気も点いていなかったのでまさか休み?と思いましたが、強引に中に入ってみると「好、請坐」とのことだったので着席。開店したばかりだったので注文した物がすぐ出てくるか不安だったのですが意外と早く出てきました。名物の芋ぞーすいを頂きました。台湾式ソーセージが朝は無くて残念。
- ↓ タクシー15分(中山南路でタクシーがなかなかつかまらなくて焦りました。しかもやっと乗ったタクシーは総統府のかなり前で降ろされた。何故??)
- AM9:00 総統府
- 入館にはパスポートが必要です。入り口のところで荷物を預けます。売店で買い物をしたい人は財布を持って下さい。カメラは×。
- 日本人がある程度集まったら、日本語世代のガイドの方がついてくれて出発します。今回は私たちも含めて10人くらいのパーティーでした。
- ガイドは女性で、さらっとした説明だったので予備知識がないと分かりにくかったかもしれません。参観が終わったあと、友人が「ここのガイドの人は「李登輝先生」なんやな。前回私を市内観光に連れて行ってくれたガイドの人は「蒋介石先生」だったんよ」と教えてくれました。当たり前のことですが、台湾の人も色々な主義主張があるんだなと改めて思いました。
- ↓ 総統府から老爺大酒店まで散歩1時間半
- 参観は1時間程度で終わり、友人Bがアクセサリーと台湾っぽいシールが欲しいということだったので、台北駅周辺~中山地下道を通って中山駅まで歩いてみました。が、朝10時台ということで朝が遅い台湾の店はまだ開いてなく、ただ歩いただけという結果に。
- 中山駅近くの金興発生活館も見ましたが、最近金興発の物は日本製が多くなり、友人の希望には添わなかったようです。最後に老爺大酒店向かいの台北の家内にある誠品書店に行きました。ここにもシールはありませんでしたが、ポストカードは気に入ってもらえたようです。
- AM11:30 大有バス 空港バスに乗車
- 老爺で荷物をピックアップし、並びにある晶華飯店前バス停より2人とも空港リムジンバスで帰りました。
- これで私のアテンドは終了です。いろいろ至らないところは多かったですが、お茶とマッサージと芋三昧(笑)の楽しい思い出ができました(^^)/。来てくれた友人達に感謝します。
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