- 契約式携帯電話の契約
はじめに
- 詳しい方はとっくにご存じかと思いますが……プリペイドカード(SIM)がコンビニや店頭から消えてました(!o!)
- 仕事の関係で新しく携帯電話機とプリペイド式SIMカードを購入しようと、街の携帯電話屋さんで本体を購入しました。久しぶりの新機購入&プリペイド加入でドキドキ。しかし、本体を決めた後プリペイド式SIMカードを選ぼう(電話番号を選ぶのはひとつの楽しみですョネ)とすると
- 『カードはもう売っていないョ。中華電信で買うんだョ』
- と店員に言われてビックリ。コンビニにならば置いてあるんじゃ?と行ってみると
- 『プリペイド補充カード(易附カード)はまだあるけれど、SIMカードの方は売っていない』
- とのこと。慣れ親しんだ易附カードも、カード形態で販売するのは残っている分だけで、以降はプリペイド補充ナンバーの印字されたレシートを受取るのだそうナ。う~む知らなかった。やはり世界的にプリペイド式携帯は縮小の方向にあるのでしょうか。
- ということで、プリペイド式は止めにして、中華電信にて契約式携帯電話の契約にチャレンジすることになりました。
1. 事前の準備
- a. パスポートと、居留証もしくは運転免許証(台湾のもの)など身分証明書を用意する
- 2種類必要なのだそうです。パスポートは必須で、それ以外に1部、台湾に居住していることを証明する資料。日本の運転免許証など日本の資料は全て不可。
- b. 保証金NT$2,900
- 解約時(帰国時)、書類持参で中華電信へ行って、保証金の全額払い戻しを受けられるそうです。
- c. 契約するタイプの検討
- 中華電信のweb site上で事前に加入する契約のタイプを決めておく事をお勧めします。基本料金がそのまま契約のタイプ名となっています。
2. 中華電信へGO!(台北北区営運所の場合)
- 1) 行動電話業務(租用/異動)申請書への記入
- 必要書類書込み用のテーブルへ行って、申請書に記入します。記入例は専用テーブルに貼ってありますが、わからない箇所は空白にしておけばよいと思います。というのも、記入例は台湾国民の方々用に作成されているので、外国人はパスポート番号をどこに記入するのかなど若干悩んでしまいます。空白にしておけば後で服務カウンターの小姐が記入してくれます。
- 2) 整列番号札を取って待機
- 入り口付近に整理番号発券機があるので、番号札をひいて待ちます。自分の番号が呼ばれたら、番号が電光掲示板に表示されているカウンターへ行きましょう。i. パスポートを含む台湾居住を証明する資料、ii. 記入した行動電話業務(租用/異動)申請書、を提示して下さい。新規で携帯電話用の番号が欲しいのか?というようなニュアンスの質問を中国語でされるので、うんうんとうなづく(笑)。
- 3) 電話番号選択
- 小姐が登録作業をパソコンで進めている間に、電話番号を選びます。番号がた~くさん載ったファイルを何冊も手渡されて、『ゆっくり選んでいいョ』って声をかけてくれたのでじっくり選ぼうとしていたら『もう決まった?』って数分後に聞かれました。5分も経ってないゾ!見終わるか!!
- しかし驚いたことに、同じ数字が並んだ覚えやすい番号が結構“選ばれずに”残っているんです。例えば、091111***1など。以前、台湾の方から聞いた言葉を思い出しました。“6”とか“8”とか、“4”が縁起の良い並びで配置された電話番号が人気あるのだそうな。商売繁盛、お金のまわりが良くなるなどこれらの数字には力があるようです。こんな理由からか091111****シリーズはごっそり残っていて……私も選べませんでしたョ、エエ、気が小さくって。
- 4) あとは待つだけ
- その後は特に小姐から質問を受けることもなく、中華電信側の登録作業が終わるのを待つのみです。登録が完了すると保証金の支払を求められ、手渡します。私の場合は小姐にお金を渡して、この小姐が支払い作業を『激費』カウンターまで行ってやってくれました。
- SIMカードを受取って作業完了。
- 意外とあっけなく、交わす中国語も少なくて驚きました。
- 一番便利になったのが、台湾人の保証人が要らなくなったことです。
- ただ、手続きの最初の方に、カウンターの小姐が奥にいる上司らしき人に『外国人って契約できるの?保証人がいるんじゃないの?』と聞いていたようなニュアンスがありましたので、やはり以前は保証人などのハードルがあったのだと思います。プリペイド式の縮小に伴い、契約式のハードルが低くなったのかもしれません。
- それと『加入するには2,900元も必要だけれど、本当に加入するの?』と小姐は心配そうに聞いてくれました。何度も『本当に加入するの?』って。あまりに聞いてくるので、これは外国人にだけ科せられる高い保証金なのだと思って『保証金ホントに必要ですか?支払わなくてもよくする方法はありませんか??』と聞きたいところでしたが私の語学力ではムリでした(笑)。でも後でweb siteを見ると、台湾人も同じ額の保証金を払うようです。……何故あれほど念を押されたんだろう??
- さて、最後にプリペイド式のSIM カードですが、絶滅した訳ではなくどうやら遠傅電信等の直営店に行けばまだ購入できるようです。が、詳しいことは確かめられていないので分かりません。在住者にとっては契約式のハードルが低くなって喜ばしいことですが、台湾に住所のない人は携帯を買いにくく(正確に言えば使いにくく)なったと言って良さそうです。
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