中華は大人数でテーブルを囲むのが基本ですね。でも台湾には少人数でも(もちろん大人数でも)楽しめる店が沢山あります。
ひとりではちょっと勇気がいる、でもふたりいるなら候補に入れて欲しいおすすめレストランのご紹介です。
ちなみに以下にご紹介する店の場合、少し金額の高い店でもあまりおしゃれして行くと浮きます。普段着で十分です。
便宜上、ガイドブック「歩く台北」のマップを参照させて頂きます。
台湾料理
- 明福台菜海産
- ぶっ飛びスープ(佛跳牆)が有名ですが、他にカラスミやモツ料理もおすすめです。
- 佛跳牆小4人前で3,000元。4人前の根拠は、アワビ、松茸、干し貝などの高級食材が4キレずつ入っているからということらしいです。なので2人なら高級食材が2個ずつ食べられるということ(^o^)。あとは筍やクワイなどが大量に入っています。スープにも高級食材の味がしみ出ていて、大変おいしいです。余ったら外帯(テイクアウト)できるので、可能な方はぜひ。
- 値段の割に店構えは質素で小さく、いつも混んでいます。2人~4人くらいなら相席なのがちょっと難でしょうか。
- 1日前までに要予約(2562-9287)です。日本語は通じず「ぶっ飛びスープ」も通じませんでした。私の場合「我要訂位。今天七點可以マ?両位。我們要佛跳牆(fu tiao qiang)(2,4,2)。小的。我姓shao」と何度か繰り返してなんとか予約に成功した感じでした。
- 11:30~14:30、17:30~21:00。定休日無し。中山北路2段137巷18號之1:歩く台北民権西路D3。
- 欣葉
- 定番の台湾料理屋さん。本店は大人数の円卓もありますが、2人席も沢山あります。
- 台湾料理の定番、菜脯蛋(切り干し大根のオムレツ140元)や花枝丸(イカ団子275元)などが食べられ、どれも安心できる味。蟹おこわは私は今のところここのが一番好きでした。
- 11:00~25:00。無休。双城街34-1號:歩く台北民権西路D1。
- 好記担仔麺
- 庶民的な台湾料理がいろいろ楽しめます。安いし昼から夜中までやっているのでとても便利です。
- 看板の担仔麺(35元)と炸好記豆腐(100元)は外せません。メニューも多彩で、日本語メニューがありますが、店先のサンプルを指さしで注文するスタイルも名物のひとつなので、お店の人をつかまえて「アレとソレとコレとタンツーメン」と言えば問題ありません。
- 11:30~26:30。無休。吉林路77-5號から83號:歩く台北範囲外なのでUrmapに台北市吉林路77號と入れて検索してみて下さい。
- Restaurant AoBa
- こちらはおしゃれな雰囲気で、日本風味の中華料理が食べられます。中華の香辛料が苦手な方や、お子さん、日本味の中華が食べたい駐在員にはありがたい存在だと思います。写真のランチでひとり400元くらいでした。
- 11:30~15:00、17:30~23:00。無休。安和路116號:歩く台北範囲外なのでリンクを参照して下さい。
四川料理
- 四川呉抄手
- ここは雰囲気の割に安くて美味しいのでオススメです。料理はどれも小ぶりなので、ふたりでも色々頼めます。
- 看板の紅油抄手(65元)、四川の定番・乾扁四季豆(200元)?。擔擔麺(60元)は良く混ぜてからどうぞ。台湾の担々麺はゴマベースであまり辛くないものもあり、日本の方の想像とちょっと違っているかもしれませんが、ここの擔擔麺は辛い物好きな人もいける思います。
- 余談ですがサービスで頂いた杏仁豆腐、ツルンとしていてちょっと変わっているのですが、私にはとても好きな味と食感でした。
- 11:30~14:30、17:30~22:00。無休。忠孝東路四段250號:歩く台北國父記念館D3。
雲南料理
- 雲南人和園
- 珍しいキノコ料理や名物過橋麺が食べられるお店。土曜の夜に行ったときは、6時頃だったにもかかわらず満席で断られてしまいました(^_^;)。ほとんど地元の人でした。
- ランチタイムは予約なしで入れました。一皿が少量なので2人でも3,4皿食べられます。少し味が濃いめなので、ビールに合いそう。デザートの破酥包も一口サイズなので2個ぐらい食べてしまいそうです。
- 11:30~14:30、17:30~21:00。無休。錦州街16號:歩く台北民権西路D4。
中国東北料理
- 長白
- 酸菜と豚肉やマトンの鍋です。台湾の人は夏が長いのに鍋料理が大好きで、町中に沢山のお店があり、「酸菜白肉火鍋」は人気のある鍋の一つです。
- 私は長いこと「なぜ台湾で鍋……?」と思って食べに行かなかったのですが、ここの鍋は本当に美味しかったのでもっと早く行けば良かったと思っています。とはいえ今度は涼しい季節に行きたいですが(笑)写真で2人前の小鍋880元です。
- タレは自分でもつくれるのですが、お店の人がつくってくれたのが一番美味しい配分でした。ただとてもにんにく臭くなるので、親しい人か親しく成りたい人と行って下さい(^o^)。
- 11:30~14:00、17:00~21:00。8/1~1ヶ月間。光復南路240巷53號:歩く台北國父記念館E3。
湖南料理
- 彭園湘菜館
- 湖南料理の名店。私たちが行ったときは2人だったこともあり、1500元のコースにしたのですが、私にはちょっと量が多すぎました。
- 金華ハムをパンで挟んで食べる富貴双方は外せません。フカヒレはも私はここのが一番美味しかったです。あとデザートも逸品ぞろいなので、少食な人は単品で頼んだ方がいいと思います。
- また酒好きな方には邪道と言われるかもしれませんが、私は紹興酒は燗をして梅を入れて飲むのが好きです。この飲み方の場合、赤ラベルの普通の3年もの紹興酒にここの紹興梅を入れて飲むと大変美味しゅうございましたm(_ _)m。
- 12:00~14:00、18:00~21:00。無休。林森北路380號:歩く台北双連G2。
北京料理
- 北平一條龍
- 鮮肉水餃(92元)、鍋貼(120元)共におすすめ。私は餃子は今のところここが一番です。冬は酸菜の鍋も名物です。
- 店員のおばちゃん達が元気な赤いミニスカートで出迎えてくれます(^^;)。古きよきたいわん。庶民的な店ですが、サービス料はつきます。
- 11:00~14:00(日~14:30)、16:30~21:00(日~21:30)。無休。峨嵋街10號:歩く台北西門C3。
素食
- 蓮心園
- 素食とは、台湾式ベジタリアンフードです。ただし日本人の考えるベジタリアンフードとは一線を画しているような気もします。油やチーズなどの乳製品は使い放題だったり。私にはその方がありがたいのですが(^_^;)。
- お店は蓮心園はビュッフェ式の食べ放題店で、正直素食なことを忘れる豪華さ。食べ物、飲み物、デザートも充実していて普通のレストランとしても十分使えます。卓上にメニューがある注文式の料理は、ウェイターさんに注文すると厨房で作ってくれます。私たちが行った時は、注文していない料理も次々出してくれてそれはそれはお腹一杯になりました(*^_^*)。豆花はそれ自体には味がないので隣にある甘いショウガスープをかけると良いです。ほかに果物やアイスクリームもいろいろありました。
- リンクのオフィシャルサイト(中国語ですが)が充実しているので営業時間や料金、地図などはそちらをご覧下さい。
番外
- 龍都酒樓
- ここは最低3人は必要です。廣式片皮鴨、広東ダック(一吃1200元、三吃1600元)が美味しいです。北京ダックと何が違うかというと……皮に肉を付けるのが広東風らしいのですが、北京ダックを食べたときも付いていたので結局よく分かりません(^_^;)
- (火考)鴨(カオヤー)は予約が必要です。人気店なのでお早めに。私は間違いを避けるため店に出向いて予約しました。予約係の人はとても親切でした。
- 予約したのは土曜の昼というとても混んだ時間帯でした。カオヤーは予約していたのですが、一吃か三吃は言っていなかったのでどうするのかと思っていたら、皮を切り分けた後に「材料要マ?」と聞かれました。多分。「要」と答えると自動的に三吃になり、肉の炒めものとスープが出てきました。
- 混んでいたこともあって、ウェイトレスの小姐達は終始眉間に縦皺が(笑)。注文もかなり間違えられたのですが、出てきたものをそのまま食べてしまいました(笑)。ので値段がはっきり分からないのですが、大人六人で全部で5,346元でした。
- カオヤーは評判通りここが一番美味しかったです。大人3人くらいいれば、一吃なら一羽食べられると思うのは私だけ……?
- ちなみに周りの台湾人の方々は飲茶をガンガン頼んでいました。
- 11:00~14:00、17:30~22:00。無休。中山北路一段105巷18號-1:歩く台北中山C4。
|
台湾に格安で泊まる!